メール✉️が止まった
メール返さないから
拗ねた?怒った?
もしや、体調が悪いの?
気になって
気になって
気になって・・
朝晩欠かさずメール✉️した
「おはよう 今朝は寒いよ」
「今、帰った 忙しかったわ」
「今日は、なんと薄っすら☃️よ」
「待ってるよ 体調良くなるまで
メール待ってるよ」
いくら送っても、
いくら呼びかけても
genからの返事は来ない
さすがに、不安になってきた
泣きそうになって
どうしたらいいか
分からなくなって・・
でも、
平静装って
メール✉️送り続けた
ずっと・・
そんな時、なんと
💻にgenから
😱グリーティングカードが❗️
あ〜良かった
生きてた😂
パソコン向かって拍手👏して
ワンワン泣いた
良かった
ヨカッタ
良かった〜
無菌室が、いったいどんな部屋なのか
genは、詳細を話さなかった
よこす✉️は、相変わらず気楽で
「退屈なんだ」とか
「どうだ、そっちの様子は」
辛いんじゃ?苦しいの?
聞けなかった
そうだ、genが元気になったら
初デート♡しよう
そう思い始めた
そこから、私の妄想が始まった
待ち合わせは、電車であの駅まで来て貰おう
私は🚘
堅苦しい挨拶なんて無しで
「よっ」だろうなぁー
📷好きのgenだから、あの庭園に連れて行こう
三脚建てていっぱい写真撮るだろな
私の写真は、遠目に1枚
観光客に混じって写すだろな
🍜でも食べて、🚘で移動
あの白壁の町並みが残る あそこに!
これは喜ぶナ
又、写真撮りまくり
露店で手作りのキーホルダー買おう
きっとgenは言う
「お揃いにしようぜ」
☕️は、蔵を改造したカフェ
「参ったなぁ 凄すぎだ!」
好きなポイントは押さえてる
帰りは、駅までブラブラ歩いて送ろう
🧢被ったgenが、
「今度は オレが案内するからな」
私は改札口で、小さく手を振って
バイバイ👋
よっしゃー 完璧だわ
まだgenには内緒🤫
genからのメール✉️が、
朝晩届く様になった
私は、仕事が大変で
夜は疲れて、返せない事も
ゴメン・・
「忙しいんだな 気にするなよ」
そのうち
メール✉️が、
何故か来なくなった・・
止まった・・
「俺、白血病なんだ」
何故か私、そんな気がしてた
本田美奈子さんと同じだ・・
その時、なんて✉️返したか記憶にないけど、
「今は、不治の病じゃないで
元気になった人 いっぱい居るし」
ワザと、素っ気なく言った気がする
「だよな!」
genは、相変わらず明るかった
良かった〜
病気を告白したgenは、
今まであまり話さなかった家族の事を話した
自分と、頭の上がらない2つ年上の嫁
本物の🐶genと同居
そして、嫁いだ娘が1人居た
同じような病気を持った人と大部屋に居る事も
皆と テレビ見てワイワイやってる事も、
話してくれた
でも、
「本田美奈子の話は、誰も口にしないんだ」
そうも言った
調子いいからと、
外泊する事になった
いよいよ、身体ならしカナ
「よかったなぁ〜gen」
でも、
外泊から戻ったgenの✉️は、
無菌室からだった